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お風呂のお湯も水も出が弱い原因は?鉄管の錆詰まりを確認した現場

浴室の流れを妨げていた、錆などの堆積物が詰まった鉄管の内部

「お風呂のお湯も水も、出が非常に弱い」。そんなご相談を受け、浴室まわりの配管を確認した現場です。配管を開けると、鉄管の内側に錆などの堆積物がたまり、水の通り道を狭めていました。

今回は配管全体の交換が理想的な対策と考えられましたが、ご予算を踏まえて、確認した箇所の詰まりを除去し、配管を戻す作業を選びました。現場写真をもとに、確認したことと、この方法の限界をお伝えします。

浴室のお湯と水、どちらも出が弱かった

今回の症状は、お湯だけ、あるいは水だけではなく、浴室で使う両方の流量が非常に少ないというものでした。症状だけで給湯器やシャワー水栓の故障と決めつけず、どこで流れが妨げられているかを確認します。

浴室まわりで水とお湯の出が弱く、確認した鉄管の配管全体

鉄管を開けると、内部に錆などの堆積物

配管の接続部分を開けて内部を確認すると、通り道に黒褐色の堆積物が詰まっていました。現場では鉄管の錆がたまっていることを確認しています。写真でも開口部の奥が塞がっている様子が分かります。

開けた鉄管の接続部分に堆積物が見える現場写真
錆などの堆積物で内部の通り道が狭くなった鉄管の接続部分の拡大写真

この現場では、詰まりが水の流れを妨げていたことが分かりました。ただし、別のご家庭で「お湯と水の両方が弱い」場合も、原因が必ず鉄管の錆とは限りません。

今回は詰まりを除去して復旧。配管交換との違い

古い鉄管の内部に錆がたまっている場合、配管の状態に応じて交換を検討するのが理想的です。一方、配管交換には工事範囲や予算の確認が必要になります。今回はご予算を踏まえ、開けて確認した箇所の詰まりを除去して、配管を戻しました。

詰まり除去の作業後に接続部分を戻した浴室まわりの配管

詰まりを除去して配管を戻した後、お湯の出は回復しました。詰まりの除去は、残っている鉄管全体を新しくする工事ではありません。別の箇所にも錆や堆積物が残っている可能性があり、将来の再発を防げると約束するものでもありません。工事後の流量や水圧の数値はこの事例では掲載していません。

お風呂の水圧が弱いとき、相談時に伝えたいこと

「水圧が弱い」と感じるときは、使っている場所と症状を分けて伝えると確認の手がかりになります。

  • 弱いのはお湯・水のどちらか、両方か
  • 浴室だけか、洗面台やキッチンでも同じか
  • 急に弱くなったか、以前から徐々に弱くなったか
  • シャワーと蛇口のどちらで起きているか
  • 赤水、漏水、異音など、ほかの変化はあるか

症状によって、水栓やシャワーヘッド、止水栓、給湯設備、配管など確認する場所が変わります。古い鉄管がある場合も、実際の状態を見て、部分的な対応と配管交換の工事範囲を比べることが大切です。

水やお湯の出が弱いときは、現場の状態から判断します

今回分かったのは、開けた鉄管の内側に堆積物があり、流れを妨げていたことです。詰まり除去後、お湯の出は回復しました。配管全体の交換が理想的でも、ご予算に合わせて今回のような詰まり除去を選ぶ場合があります。どこまで作業するか、再び詰まる可能性をどう考えるかも含めてご相談ください。