マンションのトイレ交換は「壁排水の高さ」が重要。155mmの現場写真で測り方を解説

マンションでトイレを交換するとき、私たちが必ず確認する寸法があります。便器の後ろから壁へつながる排水管の高さです。壁排水の場合は、床面から排水管の中心までを測り、その高さに対応するトイレを選びます。
今回ご紹介する江別市のマンションでは、この高さが155mm(15.5cm)でした。同じマンション用のトイレでも、排水の高さが合わなければ、そのまま取り付けできないことがあります。見た目や価格を決める前に確認したい、大切なポイントです。
マンションでは、まず壁排水かどうかを確認
アクアデポが伺うマンションでは、現場での体感として8割ほどが壁排水です。便器の後ろや横から太い排水管が伸び、壁側の配管へつながっています。
ただし、マンションにも床排水のトイレはあります。住宅の種類だけで決めつけず、実際にどちらへ排水しているかを確認します。配管が便器やカバーに隠れている場合も、見えないという理由だけで床排水とは判断しません。
測るのは「床から排水管の中心まで」
写真の赤い線が、今回確認した高さです。下側は仕上がった床面、上側は排水管の中心を示しています。管の上端や下端までの高さではありません。
- 便器の後ろや横を見て、太い排水管の位置を確認します。
- 床面を基準に、接続する排水管の中心までの高さを垂直に測ります。
- 測った位置と寸法を写真に残し、便器の品番・配管の向きとあわせて確認します。
床排水で確認する「後ろの壁から、床の排水管の中心までの距離」とは、測る方向が違います。壁排水は高さ、床排水は床面上の位置。この違いを最初に押さえると、商品選びの間違いを防ぎやすくなります。
現地では、配管の傾きや接続する場所も確認します。見えにくい部分は便器の品番から施工図を調べ、測定値と照合します。お客様が確認するときは、便器や配管を無理に動かさず、見える範囲の写真だけでも大丈夫です。
155mmだけではありません。高さは機種や配管で変わります
壁排水には、120mm・148mm・155mmなど、異なる排水芯高さがあります。便器の品番や、後ろへ抜くか横へ抜くかといった配管の向きによっても、確認する寸法が変わります。
「マンションだから155mm」「壁排水用ならどれでも合う」とは限りません。今回の155mmは、この現場で測った寸法です。別のお住まいでは、あらためて測定する必要があります。
高さが合わないと、取り付けできない場合も
新しい便器の排水口と既存の配管の高さが合わない場合、そのままでは接続できません。対応する部材で調整できる場合もありますが、調整範囲や管の材質、壁から出ている長さ、排水の勾配などに条件があります。
「部材で何とかなるだろう」と先に商品を手配すると、工事当日に取り付けできず、機種を選び直すことにもつながります。無理な接続は水の流れを妨げるおそれもあるため、アクアデポでは商品を決める前に高さを測り、便器と接続部材の適合を確認しています。
高さが合っていても、給水位置や設置スペースなどの確認は必要です。配管の寸法とトイレ全体の状態をあわせて見て、交換できる仕様をご案内します。
江別市の現場は155mm。確認してからTOTO ZJ1を選定
今回の現場では、約20年使用したトイレを一新したいというご相談をいただきました。壁排水の高さ155mmを確認したうえで、手洗いなしのTOTO ZJ1の壁排水仕様を選定しています。
便器の交換とあわせて、壁・天井のクロス、床のクッションフロア、ソフト巾木、紙巻器も新しくしました。商品の名前だけで判断せず、現場の寸法に合う仕様を選ぶことが、交換を進めるうえでの出発点です。
ご相談は、トイレ全体・配管・品番の写真から
マンションのトイレ交換をご検討中なら、トイレ全体、便器の後ろや横の配管、便器本体の品番表示を撮ってお送りください。高さが分からなくても構いません。アクアデポが現地で寸法を確認し、設置条件に合うトイレをご提案します。






