浴室を解体したら、配管が新しいお風呂に干渉。アクアデポの現地確認と銅管の調整

浴室を交換するとき、既存の配管をそのまま使えるとは限りません。新しいユニットバスや下地にぶつかる位置にあれば、組み立て前に配管の通り道を調整する必要があります。
こんにちは、アクアデポです。今回は、浴室を解体した後の現地調査で分かった、銅管の干渉についてご紹介します。完成すると壁の向こうに隠れる部分ですが、新しいお風呂を納めるために欠かせない確認です。
現場では何が見つかり、どう判断したのか。担当者の現場報告と実際の写真をもとに、配管をつなぎ直すための準備をお伝えします。
1.解体後に確認したのは、木下地の前を通る銅管でした
既存の浴室を解体すると、壁の内側にあった配管と下地が見えるようになります。今回の現場では、銅管が木下地の前を横切っていました。担当者によると、これまでは配管を無理に押さえるような納まりになっていたとのことです。
新しいユニットバスの設置にあたって、その位置のままでは干渉することを現地で確認しました。単に「今まで使えていたから大丈夫」とは判断できない部分です。

今回の判断は、干渉する配管を切り、通り道を変えてつなぎ直すこと。新しい浴室を組む前に、配管と下地の位置関係を整える方針にしました。
2.つなぐ前に、銅管の表面を整える
干渉する部分を切断した後は、新しくつなぐ部分の下処理を行います。写真は、銅管の端をペーパーで研磨している場面です。

接合部は、切って差し込めば終わりというものではありません。表面の汚れや酸化した部分を取り除き、接合に適した状態に整えます。見えなくなるところだからこそ、一つずつ準備を進めます。
3.フラックスで、接合のための下準備
次の写真では、表面を整えた銅管に「スーパーフラックス」と表示された薬剤を塗っています。これは接着剤だけで管を固定する作業ではなく、金属を接合するための下準備です。

フラックスは、金属の接合を助ける補助剤です。一般に、接合時の酸化を抑え、接合に使う金属が表面になじみやすい状態をつくる役割があります。
4.新しいお風呂に当たらない、縦方向の取り回しへ
現地で決めた方針に合わせて、木下地や新しい浴室にぶつからないよう、縦方向につなぐ配管を準備します。写真では、横切っていた部分を避けるように、縦の銅管と継手を配置した状態が分かります。

大切なのは、管の形を変えること自体ではありません。新しいユニットバスを納める条件と、既存の配管の位置を両方確認し、組み立てに必要な空間を整えることです。

5.解体後の現地調査が、組み立て前の工事につながる
アクアデポでは、解体後にメーカー側のユニットバス組立担当者と現場を確認し、配管や下地について打ち合わせます。今回のような干渉も、「どこが当たるのか」「どの位置に変えるのか」を確認してから設備工事につなげます。
解体前の調査で計画を立て、解体後に実際の状態を確かめる。この二段階の確認には、それぞれ役割があります。詳しい流れは、浴室解体後の現地調査と、会社選びの確認ポイントでもご紹介しています。
お風呂選びでは、浴槽や壁の色、お掃除のしやすさにも目が向きますよね。私たちは、その新しいお風呂を支える、完成後には見えない工事も具体的にお伝えしたいと考えています。
浴室交換と配管について、よくある疑問
既存の配管は、必ず全部交換するのですか?
この現場の写真は、干渉する銅管の取り回しを調整する工程です。浴室交換のたびに全配管を交換するという意味ではありません。配管の状態や材質、新しい浴室との位置関係を確認し、必要な工事範囲を判断します。
解体前の現地調査だけでは分からないのですか?
既存の浴室で隠れている配管や下地は、解体後に初めて詳しく確認できる場合があります。今回も、露出した銅管と新しい浴室の設置条件を照らし合わせて対応を決めました。
リフォーム会社には、何を聞けばよいですか?
「解体後に配管が干渉すると分かった場合、誰が確認し、組み立て前にどう調整しますか」と聞いてみてください。商品説明に加え、現場で判断が必要になったときの対応まで確認できます。
見えない部分も整えて、新しいお風呂へ
今回お伝えしたのは、解体後の確認で見つかった配管の干渉と、その調整のための下処理です。現場で分かったことを、そのままにせず次の工事へつなげる。アクアデポが大切にしている施工の一場面です。
札幌でお風呂の交換をお考えの方は、商品だけでなく工事の進め方もご相談ください。浴室リフォームの商品と工事のご案内、豊平区平岸の浴室交換事例も参考にしていただけます。






